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塗装ブースの性能を簡単に上げる方法

塗装ブース 模型 塗装 エアブラシ

こんにちは久々の投稿の天城ハコネです。


今回は、エアブラシや有機溶剤を使用する際の必需品、塗装ブースの性能を簡単に上げる方法を紹介します。


※この記事は模型等のホビー用塗装ブースを念頭に書いています。





塗装ブースの性能を上げる方法、それは、塗装作業を行う場所全体を囲うフードの設置。


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ホビー用の塗装ブースは設置場所や取り回し等を考慮してか、フードの幅に制限があります。


これを塗装作業を行う場所全体を囲うフードを設置することで、フード内で発生した有機溶剤蒸気や塗料のミストを、フード開口面の外に漏れ出さないようにコントロールするのが狙いです。


小さい排風量の塗装ブースでも、フード外の乱れた気流の影響を受けずに、効率的に排気が可能になります。


先ずは、段ボール箱や衣装ケースを改造して試してみるのはどうでしょう。


塗装ブース フード 自作
幅70㎝のフードを設置し、有機溶剤の取り扱いは全てこの中で行っています。


この他にも、作業部屋全体の換気を行うことによって塗装ブースの性能が変化します。


窓を開けて自然給気で塗装ブースを動かすと、部屋が負圧になり排気効率が上がりますが、外部からホコリが空気とともに塗装ブースに流れ込み、塗装中にホコリが付きやすくなります。


換気扇

フィルター付き換気扇で吸気して、外部からのホコリの侵入を防ぐ対策もあります。


ただし、給気と排気が崩れ、正圧になると排気効率が低下したり、溶剤臭が部屋の外に漏れたりするので注意が必要です。



以上で、塗装ブースの性能を簡単に上げる方法を紹介を終わります。


モノは試しで塗装ブースを改造してみてください。


それでは。

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